今回紹介するのは、誰もがよく使う“get”を使った使える英語フレーズです。
get を使ったフレーズはかなり多いので、今回は12フレーズ紹介します。
この記事はどんどんアップデートしていきますので、フレーズの数も増えていきますよ!
- getを使った英語の慣用表現
- get along with 〜 :〜とウマが合う
- get hooked on 〜: 〜にハマる
- get one’s foot in the door: 足がかりをつかむ
- get on one’s nerves: 癪に障る
- get back together: ヨリを戻す
- get the short straw: 貧乏くじを引く
- get the best of both worlds 両方の良いとこ取りをする
- get by: 何とかやっていく
- get down to〜: (仕事などに)真剣に取り組む
- get the hang of 〜: 〜のコツをつかむ
- get through to〜:連絡がつく・(言いたいことが)通じる
- get one’s feet wet:足を踏み入れる
- get the lay of the land:土地勘をつかむ
- get wind of:(噂・秘密など)嗅ぎつける
- get in shape: 身体を鍛える
getを使った英語の慣用表現
get along with 〜 :〜とウマが合う
気が合う、ウマが合う、、、という意味で人との関係性を表す慣用表現です。
例文
- Tom and I have been getting along very well from the very beginning.
トムと私は最初からずっとウマが合うんだよ。 - Do you think you can get along with your new boss?
新しい上司とウマが合うと思う?
get hooked on 〜: 〜にハマる
物事にハマる・夢中になるの意味で使われます。
be hooked on〜でも 同じです。
例文
- Mark is hooked on the graphic novels.
マークはその漫画にハマっている。 - I got hooked on “Walking Dead”!
私 ”ウォーキング・デッド”にハマっちゃった!
詳しい解説はこちらの記事をどうぞ!
get one’s foot in the door: 足がかりをつかむ
自分がやりたい分野や企業で最初の第一歩を踏み出すというようなニュアンスの表現です。
日本語だと
- (仕事の)足がかりをつかむ
- 第一歩を踏み出す
というような意味になります。
get 以外にも、have を使って have one’s foot in the door という表現もありますね。
例文
- I got a job of receptionist at ABC company. At least I got my foot in the door.
私はABCカンパニーで受付の仕事を得た。少なくとも第一歩を踏み出したのだ。 - I really want to get my feet in the door of the film industry.
何とか 映画業界での足がかりをつかみたい。
get on one’s nerves: 癪に障る
人を苛々させたりするという意味で使われる慣用表現です。
日本語だと
- 癪に障る
- 苛々させる
という意味になります。
例文
- Her high‐pitched voice always gets on my nerves.
彼女の甲高い声はいつも癪に障るよ - You’re really getting on my nerves.
マジで君に苛々してきたよ
似たような表現で、 get under one’s skinとういのもありますね。こちらも同義です。
- Dave always gets under my skin. He is so rude.
デイブにはいつも苛々させられるわ。ホント失礼なのよね。
get back together: ヨリを戻す
喧嘩別れをしたカップルや友人関係がまた復縁する・元に戻るという意味で使われます。
日本語だと
- ヨリを戻す
- 元鞘に収まる
などの意味になりますね。
例文
- Tom and Nancy seemed to get back together.
トムとナンシーはヨリを戻したみたいだね。 - That accident got them back together.
あの事故が2人を元サヤに収めたんだ。
get the short straw: 貧乏くじを引く
何人か人がいる中で、自分だけが損な役回りをすることになったり、一番辛い立場になってしまったり、、、というような状況を表す表現です。
get の代わりに drawでもOK!
- 貧乏くじを引く
- そんな役回りをする
例文
- I got the short straw and had to clean the bathroom.
貧乏くじを引いて、浴室の掃除をしなきゃ行けなかった。 - Ben always gets the short straw.
ベンはいつも損な役回りだ。
get the best of both worlds 両方の良いとこ取りをする
2つの異なる状況があり、その両方の良い部分を経験している、両方から何かしらの恩恵を得ている人、、、などを指すフレーズです。
- 田舎暮らしをしながら、都会で働いている人
- 昼間は会社員だけど、夜はバンドマンとして活躍している人
などのような 2つの異なる世界で両方の良い部分を経験している人
ですね。
例文
- You get the best of both worlds in a job like that.
君はそういった仕事で両方のいい所取りをしてるね。
get by: 何とかやっていく
お金がなくても、あるいは状況が悪くても何とかやっていく、うまくやっていく、、、という意味の表現です。
例えば、「最近どうよ?」「最近どうしてる?」などと聞かれた時に
I’m getting by.
まあ、何とかやってるよ
みたいなニュアンスで使うことができます。
on 〜 を付けると「〜で何とかする」というニュアンス
without 〜 を付けると「〜なしで何とかする」というニュアンスになりますね。
- We used to get by on very little money.
昔はわずかなお金で何とかしてました。 - It must be hard for us to get by without health insurance.
健康保険がないと、大変に違いない。
get down to〜: (仕事などに)真剣に取り組む
get down to business というフレーズがよく使われます。
本題に入る という意味で使われますね。
Let’s get down to business, guys!
さあみんな、本題に入ろう!
get down to〜 で真剣に取り組む、本腰を入れるというニュアンスになります。
例文
- There’s so much to do, but I can’t get down to it.
やることはたくさんあるのに、本腰を入れられない。
get the hang of 〜: 〜のコツをつかむ
get the hang of は、コツや使い方・扱い方などを理解する・会得するというような意味になります。
hangの代わりに、knack を使うこともあります。
get the knack ofでもOKです。
- I’m getting the hang of it.
コツがつかめてきました。 - You will get the hang of it soon.
すぐにコツがつかめるよ。
みたいな感じで使うといいですね。
get through to〜:連絡がつく・(言いたいことが)通じる
get through to 〜 は、電話などで連絡が付く、という意味で使われることが多いです。また、自分が言いたいことが相手に通じる という意味もあります。
I couldn’t get through to my brother last night.
昨夜は弟に電話が通じなかったわ。
- My message was finally getting through to him.
ようやく私のメッセージが彼に伝わったようだ。
他にも、「目的まで辿りつく」というような場面でも使われます。
- Our team got through to the final round of the tournament.
私たちのチームは決勝戦まで勝ち進んだ。
get one’s feet wet:足を踏み入れる
get one’s feet wet は 足を踏み入れる という意味で使われます。
ニュアンス的には、新しい仕事や活動などを始める時に、最初はゆっくりとした簡単な方法でやり始めること、まずは慣れるために足を踏み入れる、、というようなニュアンスです。
You just need to get your feet wet first.
まずはやってみることだよ!
- Don’t be too hard on her. She’s just got her feet wet.
彼女に厳しくしないで。まだ始めたばかりなんだから。
get the lay of the land:土地勘をつかむ
get the lay of the land は 土地勘をつかむ・状況を把握する という意味のイディオムです。
lay of the landは、状況・情勢などの意味があります。土地だけではなく、仕事や学校など新しい場所に入った時に状況を把握する、という意味で使われます。
I need to get the lay of the land as I moved here.
引っ越してきたばかりなので土地勘をつけたい。
- It will take time to get the lay of the land in this company.
この会社で状況を把握するのには時間がかかるでしょう。
get wind of:(噂・秘密など)嗅ぎつける
get wind of〜は、誰かが秘密にしている情報などを耳にする、、、という意味の表現です。
日本語で言うと「噂を嗅ぎつける」という意味になります。
I got wind of the rumor of the merger.
合併の噂を聞きつけました。
- I don’t want my colleagues to get wind of the fact that I’m leaving.
私が会社をやめることを同僚たちに嗅ぎつけられたくない。
get in shape: 身体を鍛える
get in shapeは、「身体を鍛える」「体調を整える」という意味になります。
I jog every day to get in shape.
体調管理のため毎日ジョギングしています。
こちらの記事では、getを使った表現の穴埋め問題を紹介しています。
ぜひトライしてみてくださいね❗