今日の紹介する使える英語フレーズは、こちら!
bragging rightsです。
rightsは、権利の意味がありますが、bragging rightsとはどういう意味でしょうか?
権利と言えば次のようなものがありますね!
- human rights 人権
- voting right 選挙権・(株式)議決権
- civil right 公民権
- patent right 特許権
他にも 一般的に rightsを使わずに表現されるものもあります
- permanent residency 永住権
- suffrage 参政権
ですが、今回紹介するフレーズ”bragging rights”は、上記のような実際に存在する「権利」ではありません。
では見ていきましょう!
bragging rights の意味と使い方は?
まず bragという動詞から見てみましょう。
こちらは、「自慢する」という意味になります。
つまり、「自慢する権利」 という意味なんですが、どういう時に使うでしょうか?
Cambridge Dictionary での英語の解説はこのように書かれています。
the opportunity to speak proudly because you have done something impressive:
日本語訳:自分が何か素晴らしいことを成し遂げたことにより、誇らしげに話すチャンスがある
何か偉業を達成した人だけが許される「自慢する権利」という意味なんですね。
本来なら、自慢する人って嫌われたり、疎ましく思われたりしますが、「いやいや、あなたは自慢してくださいよ。当然自慢すべきですよ」というように周りが認める偉業を成し遂げた、、、というニュアンスになります。
例えば・・・
冬期五輪で2度の金メダルをとった羽生結弦選手もそうでしょうし、先日アジアで初、外国語の映画で初めてのアカデミー賞作品賞に輝いたホン・ジュノ監督もそうでしょう。
- These people has bragging rights.
こういった人たちは自慢しても良い権利がある
使い方としては、上記の例のように、動詞 have を使うことが多いですが、他にも get / earn(獲得する)などを使うこともあります。
日本語に訳すとしたら、こんな感じでしょうか。
- 自慢しても良い
- 自慢するべきだ
- 自慢して当然だ
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bragging rights を使った例文
では、いくつか例文を紹介してみましょう。
- I think Nancy has bragging rights, because of her achievement in this company.
私は彼女のこの会社での功績から、ナンシーは自慢するべきだと思う。 - He worked so hard to earn the bragging rights.
彼はすごく頑張って、自慢して当然なまでになった。 - Bong Joon Ho definitely has bragging rights since his ‘Parasite’ made history as first foreign-language film to Win Best Picture in Academy award.
ホン・ジュノは絶対に自慢して当然だ。彼の「パラサイト」はアカデミー賞で外国語映画として初めて最優秀作品賞をとるという歴史を作ったんだから。 - Our boss is arrogant and he believes his bragging rights, but we don’t think he has one.
私たちの上司は横柄で自慢できると思っているが、私たちはそうだと思わない。
いかがでしたでしょうか?
日本人はどちらかというと、modest(控えめ)な人が多く、謙遜しがち。海外だともう少しbragするくらいがちょうど良いと思われるかもしれません。自分に自信を持って(be confident) 、自分のbragging rightsを少しくらい示しても良いのではないでしょうか。