日本語でよく使う表現について、英語でどう言えばいいの?というものを紹介していこうと思います。
今回は
「たらい回しにされた!」
です。
まず、そもそも日本語の「たらい回し」とはどういう意味なのか・・・・。
そこから見ていきましょう!
日本語の「たらい回し」の意味は?
日本語で「たらい回し」とはどういう意味になるでしょうか?
wikipediaで調べてみると次のように記載されています。
たらい回し(たらいまわし、盥回し)とは、たらいを足などで回す曲芸。転じて、物事を次から次へと送りまわすこと、面倒な案件や関わりたくない案件を、部署間で押し付け合う責任逃れ(俗に言う「責任のなすり合い」)や責任転嫁、その他一部の組織・派閥による権力や利益の独占も例えて呼ぶようになった。
こんな経験を持っている方も多いのではないでしょうか?
- 役所に手続きに行ったら、次々と別の部署に行くように言われ、手続きするのに膨大な時間がかかった
- サービスについて質問があったのでサポートセンターに電話したら、次から次へ電話を回され、中々答えが得られなかった。
- 急病で救急車を呼んだが、病院が中々受け入れてくれず、受け入れてくれる病院を探すのに時間がかかった。
こういった状況を表すのがまさに「たらい回し」ですね。
英語で「たらい回し」はどう言えばいいの?
英語ではこんな表現が使われるようです!
give someone the runaround
Cambridge Dictionaryの定義がこちら!
to refuse to help someone, sending them to someone or somewhere else to get help
日本語に訳すと
(人)を手助けすることを拒み、別の人や場所に手助けを求めるよう、その人を送ること。
つまり、
たらい回しする、、、という意味ですね。
自分がたらい回しにされた・・・という場合は、getを使います。
- get the runaround
では、使い方を例文で見てみましょう!
例 文
- I called the phone company to ask about the extra charges, but I just got the runaround.
追加料金について電話会社に聞くために電話をしたけど、たらい回しにされただけだった。 - They just gave me the runaround without giving us the clear answer.
彼らは明確な回答をすることなく、私をたらい回しにしただけだった。(言い逃れをしただけだった)
※言い逃れをする、という意味で使われる場合もあります。 - Mark is being given the runaround whenever he try to get the labor visa.
マークは、労働ビザを取得しようとする度、たらい回しにされている。
いかがでしたでしょうか?
「たらい回し」はされたくないですが、いざという時に英語で言えるようにしておくと良いですね!
このブログでは他にも使える英語フレーズをたくさん紹介していますので、ぜひご覧くださいね!