大きな台風が日本列島を縦断しました。皆さんの住んでいるところは大丈夫だったでしょうか?
また、「この3連休は台風のせいで計画が台無しになった!」なんて言う方も多いのではないでしょうか?
- ○○のせいせいで、〜が台無しになった
英語ではどういうのか、見ていきましょう❗
「○○のせいで〜の計画が台無しになった」を英語で言うと?
disrupt を使う表現
動詞 disruptには、「ものごとの進行や行為を妨害する」という意味があります。
また 動詞 ruin
to prevent something, especially a system, process, or event, from continuing as usual or as expected:
(日本語訳)何か、特にシステム、プロセス、またはイベントが、通常通りまたは期待通りに継続することを妨げること。
日本語にすると
- 中断させる
- 邪魔する
- 支障をきたす
というようなニュアンスになります。
The typhoon has disrupted my travel plans!
台風で旅行の計画に支障をきたした
(台風で旅行の計画が台無しになった)
ruin を使う表現
動詞 ruin は文字通り「台無しにする」という意味があります。
Cambridge Dictionaryでの定義を見てみましょう。
to spoil or destroy something completely:
何かをダメにしたり、完全に壊してしまうこと
日本語にすると
- 台無しにする
- 損なう
The cheap jewelry will ruin a gorgeous dress.
安物のジュエリーは、豪華なドレスを台無しにしてしまうわ。
mess up を使う表現(口語)
かなりカジュアルな表現になりますが mess up を使うこともできます。
よく使われる表現ですが、こんな風に使われますね。
I’m sorry, I messed up.
ごめん、ボクがやらかしたよ。
この表現を使うとこんな感じで言い換えることができますね。
My travel plans are messed up because of the typhoon.
台風のせいで旅行の計画が狂っちゃったよ。
There goes 〜 を使う表現(口語)
こちらもカジュアルな場面になるのですが、
- There goes 〜 (something/someone)
という表現を使うこともできます。
この表現は、いくつかの意味がありますので、会話のニュアンスで判断するしかないと思います。
- ほら〜 だよ!
There goes a shooting star!
ほら、流れ星だよ! - (電話など)鳴ったよ!
There goes a bell!
鐘が鳴ってるよ - (お金・機会など)どこかに行っちゃった。消えた。
There goes my career.
ボクのキャリアはおしまいだよ。
上の表の3つめの表現の意味ですと、「○○が台無しだよ」という表現に近くなりますね。
There go our chances of winning the game.
僕らが試合に勝つチャンスは消えちゃったよ!
There goes my travel plan. It’s all because of the typhoon.
旅行の計画が台無しだ! 全部台風のせいだ。
いかがでしたでしょうか?
さまざまな言い方がありますが、覚えやすいものから使ってみると良いですね。
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