今日紹介する英語フレーズは、
日本語で言うところの「回りくどい」「遠回しに」を意味する英語フレーズです。
というような表現を英語でどう言えば良いのかみていきたいと思います。
例えば・・・
その言い方は回りくどいよ。はっきり言ってくれ。
これを英語でどう言えば良いでしょうか?
「回りくどい」「遠回しに」って英語でどう言うの?
roundabout を使った表現
roudabaout を使って「回りくどい」「遠回しに」という表現をすることができます。
まず、roundaboutについてCambridge Dictionaryの定義を見てみましょう
1)a place where three or more roads join and traffic must go around a circular area in the middle, rather than straight across
(訳)3本以上の道路が合流する場所で、交通はまっすぐ横切るのではなく、真ん中の円形のエリアを回らなければならない場所。2)not in a simple, direct, or quick way:
単純に、直接的に、迅速な方法ではないこと
上の1)については、いわゆる「袋小路」になっている道路で、中央のエリアに向かって道路が合流している場所があるかと思うのですが、そういう場所のことを指しています。
日本語でも「ラウンドアバウト」とか「環状交差点」というようですね。
こういった道路を通る時は、まっすぐ行きたくても、一度ぐるっと回らないと目的の道路に入れなかったりということがあります。そのため、まっすぐ入れる道ではない、、というところから、「回りくどい」「遠回し」というような意味として使われるのですね。
最初の例を英語にしてみましょう!
That’s a roundabout way of putting it. Say it bluntly.
その言い方は回りくどいよ。はっきり言ってくれ。
よく使われるのは、
- In a roundabout way 回りくどい方法で・遠回しに
という形です!
roundabout を使った例文
では、例文を見ていきましょう
- She asked her boss, in a roundabout way, if she could have a salary increase.
彼女は遠回しに 上司に給料を上げてもらえないかと言った。 - In a roundabout way, he asked her to marry him.
彼は遠回しに彼女に結婚を申し込んだ。 - Is that a roundabout way of saying you’re quitting the job?
あなたは遠回しに仕事をやめると言ってるの?
いかがでしょうか?
自分でもいくつか文章を考えてみると良いですね。
beat around the bush もついでに覚えよう
beat around the bush というイディオムがありますが、こちらは似ているようでちょっとニュアンスが違うので、注意しましょう。
beat around the bush は、直訳すると「藪のまわりをつつく」ですね。重要なポイントに触れず、まわりだけをつついている、、、という意味です。
日本語の辞書で「遠回しに言う」と書かれていることがありますが、英語の定義で見てみるとニュアンスの違いがわかるかと思います。
Cambridge Dictionaryの定義を見てみましょう。
- to avoid talking about what is important:
重要なことを話すのを避けること- to talk about lots of unimportant things because you want to avoid talking about what is really important:
重要なことを話すのを避けたいがために、重要でないことをたくさん話すこと
つまり、重要なことを話すのを避けて、関係ない話をする。
物事の核心には触れず、まわりのどうでもいい部分だけを話す、、というような感じです。
Don’t beat around the bush – get to the point!
遠回しに言うのはやめて、要点を言って。
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