TOEIC というと、日本の会社や学校でも英語力を判定するための基準とされている有名なテストですが、実は一般的にこの時指しているのは、TOEIC Listening & Reading Test だということはご存じでしょうか?
実はほかにも Speaking & Writing Test というテストがあるんです。
今回はその中でもSpeaking Testの概要とそれに関しての勉強法に役立つサイトなどを紹介します。
Speaking & Writing Test はどちらかだけを受講することができるので、私は来年 初めてSpeaking Testを受けてみようと思っています。
スコアの目安については、詳細は公式サイトをご覧ください。
目指すところとしては、「一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる」というレベルで160点以上というところでしょうか。
200点取ったとしてもネイティブレベルという判定ではないようですね。あくまでも「一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる」ということなので、ビジネスの現場で通用する英語が話せているかというテストになるかと思います。
むしろ、TOEICスピーキングテストこそ、就職等で重要視されるべきではないか、、、と思いますが、どうなんでしょうね。
下記は公式サイト からの引用です。
スコア190−200
一般的にスコアが190~200のレンジ内に該当する受験者は、一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる。意見を述べたり、複雑な要求に応えたりする際の話の内容は大変わかりやすい。基本的な文法も複雑な文法もうまく使いこなし、正確で的確な語彙・語句を使用している。
また、質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。
発音、イントネーション、強調すべき部分がいつも大変わかりやすい。
スコア 160〜180
一般的にスコアが160~180のレンジ内に該当する受験者は、一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる。的確に意見を述べたり、複雑な要求に応えることができる。長い応答では、以下の弱点が一部現れることがあるが、意思の伝達を妨げるものではない。
- 発音、イントネーションにわずかだが問題があり、話すとき、躊躇することがある
- 複雑な文法構造を使うときにいくつか誤りがみられることがある
- 不正確な語彙・語句の使用がいくつかみられることがある
また、質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。
書かれたものを読み上げる際の英語は大変わかりやすい。
テストは5セクション・11問 20分となっています。
詳しくは公式サイトにてご確認ください。
まずはどんなテストなのかを知るために良いのが、TOEICの公式で用意されているサンプル問題をやってみることです。
2ページ目に進むと「Speaking」か「Writing」を選ぶことができますよ!
タイム感もつかめるので、まずはこちらに挑戦しましょう!
練習問題としてオンラインで無料で提供されているものは数多くはありませんが、こちらのEnglish Study Groupsが提供しているものがとても良いと思いました。
こちらに行くと練習問題が各テストごとに複数用意されています。
サンプルの回答もあるので、合わせて聞いてみると良いと思います。
書籍も数は多くないのですが、いくつかありますので、紹介したいと思います。
私が持っているのは下記の旧バージョンです。スピーキングテストに特化されているものは少ないのですが、こちらは音声データもDLできるので良いですよ!
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Writingの方も受けるという方は両方について学べる書籍がおすすめです。こちらは有名なアルクが出している本ですね。
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写真描写に限っていうと、オンライン英会話などでも対応しているところが多く、また写真描写はGoogleで画像検索したものを描写してみるなど、自分一人でも練習ができると思います。
私のブログでも写真描写のやり方をまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、写真描写の時に、写真に映っている物や人物の位置を説明する時に、どういう表現を使うのが良いかもまとめたものがあります。
また、Engoo.comでも“Describing Pictures”とした教材を無料で見られるようになっています。使えるボキャブラリーと合わせて紹介されているので、オンライン英会話で使って見るのも良いですね!
今回はTOEICの中でもあまり情報が少ない SPEAKING TESTについてまとめてみました。
私も来年初めて受験する予定ですので、また受験したら感想や結果などをこのブログで紹介したいと思います。
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