今回紹介する使える英語フレーズはこちらです!
- Cherry-pick
直訳すると、「サクランボを摘む?」となりますが、一体 どういう意味なのでしょうか?
cherry-pick ってどういう意味?
実は日本語としても「チェリー・ピッキング」として、最近使われることもあるので、意味をご存じの方もいるかもしれません。
英語では、cherry-pickは、「動詞」として使われるので、その辺も含めて説明していきたいと思います。
日本語の「チェリーピッキング」とは?
まずは、日本語での「チェリー・ピッキング」の意味を見てみましょう。
Wikipediaによりますと下記のように書かれています。
、数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術。cherry-pickingの語義は、サクランボの熟した果実を熟していないものから選別することであり、転じて「良い所だけを取る」「(特売品専門の)購買者」「つまみ食い」の意味で使用される。
他にも、ビジネスの場面や統計などで使われますが、日常会話として日本語で使われることはありませんよね?
でも英語の場合は違います。色々な場面で使うことができますし、上記のような堅苦しい意味だけではありません。
英語の動詞 cherry-pick とは?
英語で使う場合の意味は CambridgeDictionaryによると
to pick only the best people or things from a group, so that only people or things that are less good remain
日本語訳をすると
「集団やグループから、ベストな人や物を選ぶことで、それにより良くない人や物は残る」という意味になります。
日本語で言うと「いいとこ取り」みたいな雰囲気ですね。
では、例文を見てみましょう。
例文
- The new manager cherry-picked the players for his baseball team based on their skills.
新しい監督は自分の野球チームのメンバーとしてベストな選手を実力を基準に選んだ - We should cherry-pick the best among all these candidates.
すべての候補者の中から、ベストの人材を選ぶべきだ。 - We’re going to an all-you-can-eat buffet today, so I have to cherry-pick from a wide variety of foods.
今日 食べ放題ビュッフェに行くから、色んな料理の中からベストなものを選ばないとね
また、日本語と同じように、”cherry-picking”と言う形で名詞として使われることもあります。
- Just grab the candies with one hand! No cherry-picking!
キャンディーを片手で掴み取りしてね。選り好みはダメよ。
ではせっかくなので、cherry を使った英語フレーズをもう1つ覚えましょう!
ついでに覚えよう another(or a second) bite of the cherry
another(or a second) bite of the cherry
(イギリス英語)2度目のチャンス
という意味になります。
例文
- He missed a gold medal in the Rio Olympic games, so he wants a second bite of the cherry in Tokyo.
彼はリオ五輪で金メダルを逃したので、東京で二度目のチャンスを欲している。
いかがでしたでしょうか?
cherryを使ったイディオムを2つ紹介しました。まとめて覚えられると良いですよね!
このブログでは他にも使える英語フレーズをたくさん紹介していますので、ぜひご覧くださいね!