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英語ではどっちがよく使われる?Movie? Film? 映画を表す英語

 

映画を表す英語は

  • movie
  • film

が最もよく使われますが、どちらが正解でしょうか?

もちろん、どちらも使われていますし、どちらも正解ではあるのですが、日常的によく使われているのはどちらでしょうか?

またこの2つの単語の使い方に違いがあるのでしょうか?

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映画を表す英語 Movie と Film の違いについて

英語で映画を表す時には、movie や film が使われているのはご存じかと思います。

では、この2つはどちらがよく使われているのでしょうか?

また、使い方に違いはあるのでしょうか?

アメリカはmovie? イギリスはfilm?

一般的には、movieはアメリカ英語film はイギリス英語と説明されていることもありますが、実際はどうなのでしょう?

映画業界で定評のあるデータ・リサーチャーであるStephenさんの記事の中で地域による違いがデータ化されていました。

Google trendのツールを使って地域としてどちらのワードがよく使われているかを調べています。

その結果によるとアメリカ・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドはmovieが圧倒的に多いことがわかります。

  • アメリカ合衆国   11% film vs 89% movie
  • オーストラリア  17% film vs 83% movie
  • カナダ      19% film vs 81% movie
  • ニュージーランド  20% film vs 80% movie

同じく映画大国のインドも movie。

  • インド    24% film vs 76% movie

イギリス・アイルランドはfilmも多いですが、ほぼ互角

  • イギリス    47% film vs 53% movie
  • アイルランド  38% film vs 62% movie

ヨーロッパはfilmが多い傾向(英語が母国語でないですが)

  • ドイツ – 63% film vs 37% movie
  • フランス – 87% film vs 13% movie
  • イタリア  87% film vs 13% movie

こちらを見ると英語圏ではおおむね、movieが主流なようですね。

イギリスでも今はfilmだけでなくmovieという言葉をよく使うようになってきているようです。

映画業界ではfilm?

映画業界での使われ方については、先ほどと同じ記事の中で書かれていました。

記事によると映画業界(映画を作っている側)の人や映画関連のメディアなどでは、filmの方を好んで使っているようです。

 

英語で 映画監督を filmmaker と呼びますが、moviemaker はあまり聞かないですね。

また映画制作も film making と呼ばれることが多いです。

 

個人的な見解ですが、これには、次に説明する意味の違いと関係があるのではないかと思っています。

※ついでにこちらの記事もどうぞ↓

【趣味に役立つ英語】映画に関するアレコレを英語で言ってみよう
例えば 日本語で「サブタイトル」というと「副題」を意味しますが、英語では違う意味なのをご存じでしょうか?実は英語では、映画の「字幕」のことを subtitles といいます。、今回はそうした映画に関する英単語・英語表現を集めてみました

filmとmovie 意味の違いはある?

この二つはどちらも「映画」という意味になりますが、微妙な違いとしては、次のように言われることもあります。

  • movie : 商業的であったり娯楽的な意味あいが強いもの。大衆的なもの。
  • film : 芸術的なものや記録的な意味あいを持つもの。

たしかに、

Let’s go to see a movie!

このように言うと、「映画見に行こう」= 娯楽的な意味あい になりますね。

大ヒット英語 を mega hit movie と言ったり、ドキュメンタリー映画は documentary film というように、filmを使って表されるたりと、ちょっとしたニュアンスの違いがあるようです。

しかし、どちらを使ったら間違い、、、ということはありません。

あえて違いを挙げるとしたら、、、という程度で良いかと思いますが、上記のように微妙なニュアンスの違いがあることだけはわかっていると良いですね。

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元々、moviemotion picturesの略でありアメリカのスラングだったものが定着したものです。そのため、アメリカでポップコーンを食べながら見る商業映画を元々はmovie と呼び、それに対してイギリスでは、より芸術的価値のあるものやその目的が強いものを filmと呼んでいたそうです。

そのために、film という方がなんかちょっとカッコいいというか、ちょっと上品というか、、、そういうところからも業界ではfilmの方がよく使われているのかな?と思ったりします。

私達が日常で使う場合は、movie で良いと思いますが、先ほど紹介したような例ではfilmが一般的に使われるということもあります。

  • filmmaker 映画監督
  • film making 映画制作
  • film industry 映画業界 (movie industryもあり)
  • film critic 映画評論家
  • documentary  film  ドキュメンタリー映画
  • short film  短編映画

このブログでは他にも映画に関する様々な英語を紹介していますので、ぜひご覧くださいね!

⇒映画に関する様々な英語

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SHIO

80年代洋楽にハマってから英語が大好きになり、高校時代は英語だけで8教科もある某有名女子校の英語科に。高3で英検準1級に合格。 大学に入ると、アルクのヒアリングマラソンなど様々な教材で英語の自主学習を続け、留学や英会話スクールには通わず英語での日常会話に不自由なくできるように。 その後アメリカでの1年の留学を経て外資系企業に就職。欧米人上司や同僚とのコミュニケーションで英語をブラッシュアップ!夫と立ち上げた映像関連の会社では、通訳や翻訳の仕事をすることも。 現在は自分の英語力向上のためオンライン英会話を続けながら、ボランティアで子供たちに英語を教えている。 最近受けたTOEICは920点。

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