今日紹介する使える英語表現はこちら!
living in a bubble
です。
bubble (泡)の中に生きるってどういう意味なんでしょうか?
コロナ禍で行われた全米オープンテニスなどのスポーツイベントでは、大会主催者側が、会場に Bubbleと呼ばれるセキュリティゾーン(安全ゾーン)を作り出し、選手や関係者は大会期間中その中で過ごすということが行われました。
選手たちは実際に living in a bubble だったわけですが、この表現はちょっと違ったニュアンスの言葉になります。
living in a bubble ってどういう意味?
bubbleの意味って?
まずは bubbleの意味をみてみましょう。
- 泡・あぶく
- 実態のない幻想・夢のような計画
- 同じような考えを持つ人のグループ
- (病気などを避けるために)外部との接触をせずにいる一定のグループ
4つめの意味が、先ほどちらっと触れたスポーツイベントなどで使われる bubble の意味になります。
今回紹介するフレーズ living in a bubble は 3つめの bubble(同じような考えを持つ人のグループ)の意味で使われます。
living in a bubble の意味
先ほど紹介した3つめの bubbleの意味を考えてみましょう。
- 同じような考えを持つ人のグループ
つまりそういう中で生きている、、、ということになりますね。
Cambridge Dictionaryでは次のように定義されています。
a situation in which you only experience things that you expect or find easy to deal with, for example opinions you agree with, or people who are similar to you:
訳:賛成意見や自分と似たような人など、自分が期待していること・対処しやすいと思うことしか経験していない状況。
もう少しわかりやすく言うと
- 同じような考えを持っている人のグループで、自分が心地いいと思う状況の中で生きる
という意味になり、
- 外界との接触を避けたり、現実と乖離した状態で生活をしている
状況を表すことになります。
日本語にするとしたら
- 狭い世界で生きる
- 現実を避けて生きる
- 鳥カゴの中で生きる
というような感じでしょうか。
例 文
- I’m afraid you are living in a bubble. You should meet new people.
あなたは狭い世界で生きていると思うわ。新しい人たちに会うべきよ。 - They believe climate change is not real. They are living in a bubble.
彼らは気候変動が事実でないと思っている。彼らは現実を見ないで生きてるよ。 - On social media, we all tend to live in our bubbles.
ソーシャルメディア上では、誰もが狭い視野で生きがちである。