今日は敬老の日ですね。
というわけで、今回のテーマは
です。
「高齢者」というと、日本語ではシルバー世代、シルバーシート なんていうこともあり、ついつい英語の “silver”を思い浮かべて使ってしまう人もいるかもしれませんが、これは和製英語なんです。
では、英語で「高齢者」はどう言えば良いでしょうか?
なぜ日本では、「シルバー世代」という言葉が使われるようになってのでしょうか?
JRが国鉄だった1973年の敬老の日に、高齢者世代に向けて優先席を作ろうとしたそうです。その時に普通の席と区別しようとして使われた座席カバーの色が銀色(シルバー)だったことから、シルバーシート と言う言葉が生まれたそうです。
また、国鉄自身は、シルバー=高齢者という意図はなかったらしいのですが、白髪などの髪のイメージも相まって、シルバー=高齢者が広く認識されるようになったというお話だそうです。
最も一般的な「高齢者」を表す英語はこちらです!
ひとつずつ見ていきましょう!
elderly は、
という意味を表す形容詞です。
形容詞として使うと
などのように使うことができます。
the elderly と the を付けることによって、「高齢者」という意味になります。
米・英では65才以上の人を指すようです。
例文を見てみましょう
ちなみに、「年上の」を表すelder(形容詞)は、元々oldの比較級です。
elder brother, elder sister というと、兄、姉を表しますね。
senior citizen も同様に、65才以上の高齢者・年配の人を指す言葉です。
リタイアして年金で生活している人というようなニュアンスがあります。
例文を見てみましょう
もう1つ 高齢者を表す言葉に the aged という言葉があります。
aged も形容詞で、意味は
と、elderlyよりもさらに年老いている場合や、年をとって身体の自由が利かなくなったり、介護が必要な高齢者を指すようです。
例文を見てみましょう
コロナでなかなか両親や祖父母に会うこともままならない日々かもしれませんが、今日の敬老の日に、電話やメッセージだけでも送ってみてはいかがでしょうか?
このブログでは他にも色々な英語表現を紹介していますので、ぜひご覧くださいね!
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