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【時事英語】不要不急の外出って英語でどう言うの?

再びコロナウィルスの新規感染者数が増加していますね。小池都知事は、再び飲食店への営業時間短縮要請を決め、また、都民に対しても不要不急の外出を控えることを求めています。

今回の紹介したいフレーズは

  • 不要不急の外出を控える

です。

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不要不急の外出を控えるって英語でどう言うの?

”不要”を表す形容詞

日本語の「不要の」だと思い浮かぶ2つの形容詞がありますが、ニュアンスが若干違います。

  • unnecessary 不要の/余計な
  • inessential  = not necessary 不要な/必ずしも必要ではない

unnecessary の方が not necessary よりも強い意味になるので、「余計な物」「いらない物」というようなニュアンスになります。

今回の「不要不急の外出」の「不要」は、2つめの inessential が近い意味になるかと思われます。

もうひとつ「不要」という意味で使われる単語があります。

  • dispensable なくても困らない・なくて済む

またちょっとニュアンスが違いますね。

 

”不急”を表す形容詞

形容詞 urgent(急ぎの) に 否定型のnon を付け、non-urgent となります。

urgent の意味は、「緊急の・切迫した」という意味ですので、反対の”不急”を表す言葉になります。

 

外出を控える を英語で言うと?

まずは、「外出」を英語で言うとどうでしょうか?

  • going out =  外出すること
    外出する=go out というフレーズをよく使うかと思いますが、go out はシンプルに外に出る・外出する、を表します。
    何かをするため、あるいは楽しみのために部屋や建物から外に出ることを表します。
  • outing = お出かけ・遠足・散歩 などのように余暇や楽しみのために外に出ることを表します。

”不要不急の外出”の場合は、outingを複数形にした outings がよく使われます。

”外出を控える”を表す形容詞

では、最後に「控える」を表す英語です。

  • avoid   + ing (or 名詞) 〜するのを避ける
  • refrain from + ing 〜するのを避ける 〜を慎む

”不要不急の外出を控える”を英語で言ってみよう

というわけで、実際に言うとするとこんな感じでしょう。

  • avoid inessential and non-urgent outings
  • refrain from inessential and non-urgent outings

 

例文

time out から

Governor Yuriko Koike held a press conference at 8pm on March 25 to formally ask Tokyo citizens to refrain from all non-urgent outings this Saturday and Sunday.

訳:小池百合子都知事は、25日午後8時から記者会見を開き、都民に今週の土日は緊急性のない外出を控えるよう正式に要請した。

外務省のページから

Japanese nationals are advised to avoid non-essential travel to the country/area.

訳:日本国籍をお持ちの方は、その国・地域への不要不急の渡航は避けた方が良いでしょう。

 

日常会話で使える例文

  • We should avoid inessential and non-urgent outings for a while.
    私たちは不要不急の外出をしばらく避けた方がよい
  • Governor Koike asked us to refrain from inessential outings this weekend.
    小池都知事は、私たちに今週末の不要不急の外出を慎むように言った.

 

いかがでしたでしょうか?

実際に都知事からは今週末の週末の不要不急の外出を控えるようにという要請が出ています。

私は基本土日は混んでるので、外にあまり出ないタイプなんですが、皆さんはいかがでしょうか?
とにもかくにも、医療関係者の負担にならないよう、外出時はマスクや手洗い・消毒など気をつけて過ごしたいものですね。

 

SHIO

80年代洋楽にハマってから英語が大好きになり、高校時代は英語だけで8教科もある某有名女子校の英語科に。高3で英検準1級に合格。 大学に入ると、アルクのヒアリングマラソンなど様々な教材で英語の自主学習を続け、留学や英会話スクールには通わず英語での日常会話に不自由なくできるように。 その後アメリカでの1年の留学を経て外資系企業に就職。欧米人上司や同僚とのコミュニケーションで英語をブラッシュアップ!夫と立ち上げた映像関連の会社では、通訳や翻訳の仕事をすることも。 現在は自分の英語力向上のためオンライン英会話を続けながら、ボランティアで子供たちに英語を教えている。 最近受けたTOEICは920点。

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