次の日本語を英語で言ってみてください。
どれも私たち日本人にとってはなじみ深い言葉ですが、英語にするとなると???となりますよね。
というわけで、今回はこういった飲食にまつわる日本語を紹介したいと思います。
まずはファミレス=ファミリーレストランです。
日本のファミレスと言えば、ロイヤルホストやスカイラークがあり、アメリカから日本に入ってきたデニーズもファミレスですね。
しかし、このファミリーレストランという言葉は日本で作られた言葉で、アメリカではそうは呼んでいません。
ちなみに、Denny’s をWikipedia(英語版)で調べてみるとこんな風に書かれています。
Denny’s (also known as Denny’s Diner on some of the locations’ signage) is an American table service diner-style restaurant chain.
ここにでてくる restaurant chain = チェーン店 となりますが、ファミリーレストランとは書かれていません。
アメリカでは、diner(ダイナー)と呼ばれる深夜も営業していて、コーヒー、パイ、アメリカの郷土料理などを提供する食堂のようなもので、Denny’sも ダイナースタイルのレストランであるということになります。
日本人にとってのファミレスとダイナーは近い印象がありますが、ダイナーはファミリーも利用するけど、そこまでファミリー向けではないので、ちょっと違うのかな?とも思ったり。。。
誰でも利用できて、夜遅くまで空いてて、珈琲だけでもOKだし、食事もできるし、、、という意味では近い存在ですね。
”family restaurant”とも言う場合があるそうですが、人によってはむしろ家族経営のレストランのように聞こえてしまうかもしれません。
日本のファミレスは基本的にはチェーン店で、カジュアルに利用できるレストランなので、次のように言えば良いかと思います。明確な答えはないのですが、日本に来ている人に説明する時は、次のような表現で説明できるかと思います。
元々 カフェは、ヨーロッパのcafé から来ています。スペイン語やフランス語で café というと、珈琲と軽食を出す小さなレストランとなり、日本でカフェと呼ばれる場所もそのようなお店を指しますよね。
英語でも最近は このヨーロッパ言語由来の café を使うようになり、Cambridge Dictionaryでも次のように定義されています。
a restaurant where simple and usually quite cheap meals are served:
シンプルで通常安い食事を提供するレストラン
となっています。
ただし、発音は、日本語では頭にアクセントが付きますが、café は、後ろにアクセントがつきますので注意しましょう!
ちなみに、従来の喫茶店は、 coffee shop です!
日本では
のように、一定の料金を払えば好きなだけ食べたり、飲んだりできるというものが人気ですね。
海外は日本に比べてこういったサービスは少ないように思われますが、ないわけではないです。英語でも次のように表現されます。
食べ放題= all-you-can-eat という表現で表すことができ、all-you-can を使えば飲み放題も表現できます。
また、バイキングは和製英語なので全く通じません。
ビュフェについては、こちらもヨーロッパ言語起源ですが、英語としても通じます。同じく発音には注意で、アクセントは後ろ側にきます。
ホテルなどの朝食は、breakfast buffet のように表現されますね。
では、最後に冒頭の問題の答えをまとめとして記載します。
ぜひ参考にしてくださいね!
お役に立てれば幸いです。
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