【間違いやすい英語フレーズ】Tell me about it! は「詳しく教えて」じゃないよ!

 

今日紹介する英語フレーズは

  • Tell me about it!

です。

一見「詳しく話して」と訳してしまいそうになりますが、会話の流れによっては違う意味となることがあるので、気を付けなければなりません。

具体的に見てみましょう!

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Tell me about it! ってどういう意味?

Tell me about it! は直訳すると、「そのことを私に話して」となってしまいますが、実は違う意味で使われる英語フレーズなんです。

まずは、会話例を見てみましょう!

会話例:1

I’m sick of Nick’s stupid jokes!
ニックの馬鹿げたジョークにはうんざりだよ

Tell me about it.

会話例:2

Why do holidays end so soon?
なんで休日ってすぐ終わっちゃうのかしら?

Tell me about it!

 

上記の会話はどちらも ”Tell me about it!“を使っています。

もっと詳しく聞きたいっていう意味なのかな?と思って話してしまいそうになりますが、その必要はありません。

実はどちらもこんな意味になります。

  • それは言えてる!
  • 全く同感だ
  • 本当にそうだよね
  • わかる、わかる〜!

つまり、相手が言ったことに対して同調している ということになるんです。

英語ネイティブじゃない人にとってはとてもわかりづらくて、そうだと言われても何となくしっくりこないかもしれません。

この表現はsarcastic (皮肉的な)口調で使われています。
つまり、「詳しく言って」=「詳しく言わなくても十分わかるよ」というニュアンスなんですよね。

” Tell me about it! “の前に “You don’t have to “ というのが省略されているとも言われています。

  • You don’t have to tell me about it!

こちらの方が私的には納得がいく気がします。

もし会話の中で、Tell me about it! と言われた時に詳細をベラベラと話すと怪訝な顔をされてしまいますので、気を付けて!

こういう表現も日常会話でさらっと使えるようになりたいですね!

 


このブログでは他にも使える英語フレーズをたくさん紹介していますので、ぜひご覧くださいね!

→使える英語フレーズ

 

 

SHIO

80年代洋楽にハマってから英語が大好きになり、高校時代は英語だけで8教科もある某有名女子校の英語科に。高3で英検準1級に合格。 大学に入ると、アルクのヒアリングマラソンなど様々な教材で英語の自主学習を続け、留学や英会話スクールには通わず英語での日常会話に不自由なくできるように。 その後アメリカでの1年の留学を経て外資系企業に就職。欧米人上司や同僚とのコミュニケーションで英語をブラッシュアップ!夫と立ち上げた映像関連の会社では、通訳や翻訳の仕事をすることも。 現在は自分の英語力向上のためオンライン英会話を続けながら、ボランティアで子供たちに英語を教えている。 最近受けたTOEICは920点。

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