今回は他人にとって好ましくない事や批判的な意見など、伝えづらいことを伝える際に使われるフレーズをいくつか紹介したいと思います。
日本語だとこんな感じですね。
ビジネスの場面では必ずといっていいほどよく使う台詞ですし、ビジネス以外でもこういった表現を使わざるを得ない場面はありますね。
言いにくいことを伝える時の英語フレーズ
日本語でもそうですが、英語でも重要なことは、相手を傷つけたり攻撃したりすることなく、難しい話題を切り出すということですね。
「言いづらいんだけど・・・」を表すのによく使われる英語フレーズを紹介します。
I hate to say this(it), but ……
直訳すると「これを言うのは嫌だけど、でも・・・」となります。
まさに「言いたくはないんだけど・・・」ですね。
例文を見てみましょう!
- I hate to say this, but I don’t think your idea will work.
言いづらいんですが、君のアイデアはうまくいかないと思う。 - I hate to say this, but your behavior was inappropriate at the meeting.
言いたくはないけど、会議でのあなたの態度は適切ではなかったよ。 - I hate to say this, but we have decided to entrust this project to another company.
言いづらいのですが、このプロジェクトは他社に任せることになりました。
もちろんですが、後ろにつく文章についてもあまり直接的になりすぎない方がいいですね。また、相手の感情や状況もあるので、厳しい話をする時は、適切なタイミングで使用するように心がけましょう。
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We regret to inform you that ….
「〜をお知らせするのは心苦しい」「〜を知らせるのが申し訳ない」というような表現になります。
同様に相手に悪い知らせや不都合な情報を伝える際に使用されるフレーズです。
主語は 会社や団体が主語になることが多く、we の場合が多いですが、I でももちろんOKです。
例文を見てみましょう!
- We regret to inform you that your flight has been canceled.
お知らせするのが心苦しいのですが、お客様のフライトはキャンセルされました。 - We regret to inform you that the product you ordered is currently out of stock.
非常に申し訳ないのですが、お客様がオーダーした商品は現在在庫切れなのです。 - I regret to inform you that your request for a refund has been denied.
お知らせするのが心苦しいのですが、ご返金の要求は却下されました。
It’s hard to put it nicely, but …
同様に、遠まわしに伝えた方がいい内容や批判的な意見を言い表す際に使用されるフレーズです。
直訳すると「それを上手に言い表すのは難しいですが」となります。
例文です。
- It’s hard to put it nicely, but I think your idea lacks originality and innovation.
うまく言えないのですが、あなたのアイデアにはオリジナリティや革新性が欠けていると思います。 - It’s hard to put it nicely, but your recent work has been consistently below our expectations.
うまく言えませんが、最近のあなたの仕事は我々の期待に応えていません。 - It’s hard to put it nicely, but this product doesn’t meet our company’s standards.
うまく言えないですが、この製品は我が社の水準に達していません。
To be honest, …
To be honest, … は「正直に言うと」というとという意味で、本心を言う時に使われますが、多くの場合、否定的なことを言う場合や懸念について話す時に使用されます。
例文を見てみましょう!
- To be honest, I have some concerns about the new company policy.
正直に言えば、新しい会社の方針にはいくつか懸念があります。
- To be honest, I don’t think the proposal is feasible with our current resources.
正直に言えば、現在のリソースではその提案は実現不可能だと思います。 - To be honest, I think the project needs more time for proper development.
正直に言えば、そのプロジェクトは適切な開発のためにもっと時間が必要だと思います。
to be honest は、 to be honest with you という言い方をする場合おあります。
また、会話では Frankly, という表現も同じような意味で使われます。
ほかにも次のような表現も使われます。合わせて覚えましょう!
- Can I be honest?
- Can I be frank?
- Can I speak my mind?
- Can I give you my honest opinion?
いかがでしたでしょうか? 言いたくはないけど伝えなければならないというシーンで使える表現をいくつか紹介しました。
相手の気持ちを害しないように最初に断りを入れるのは日本語でも同じですよね?