【趣味に役立つ英語】邦題が付いている洋画の原題をまとめてみました

 

以前にディズニーやピクサーの映画のタイトルの英語原題を紹介する記事を書いたので、第2弾ということで今回は有名な日本語邦題が付いている映画の原題をまとめてみようと思います。

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邦題が付いている有名映画の英語原題まとめ

以前にディズニーやピクサーの映画のタイトルについて英語原題を紹介しました。

【趣味に役立つ英語】ディズニーやピクサー映画のタイトル 英語の原題は?
映画の邦題と原題が違うってことはよくあることですね。今回は数多くある映画の中でも、幅広い年齢の方に人気のあるディズニーやピクサーの映画のタイトルから、映画の原題について紹介していきたいと思います

今回は気になった映画の英語原題をまとめてみます。

往年の名作

俺たちに明日はない(1967年)

原題:Bonnie and Clyde 

原題は主人公2人の名前。

大恐慌時代の実在する銀行強盗 ボニーとクライドの出会いと逃走を描いた作品。

ローマの休日(1953年)

原題:Roman Holiday

直訳通りですね。オードリー・ヘップバーン主演の超有名作。

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2001年宇宙の旅(1968年)

原題:2001: A Space Odyssey

スタンリー・キューブリック監督のSF名作。異星人のモノリスを発見した後、感覚を持つコンピューターHALと共に木星に向かう航海を描いた作品。

Odyssey には、「長期の旅」「長期の冒険旅行」の意味があります。

猿の惑星(1968年)

原題:Planet of the Apes

人間と知的な猿が支配権をめぐって衝突する世界を描いたSFシリーズ。その後もシリーズ化されています。

未知との遭遇(1977年)

原題:Close Encounters of the Third Kind

世界各地で発生するUFO遭遇事件と、最後に果たされる人類と宇宙人のコンタクトを描いたSFの名作。

close encounter“は接近遭遇the Thrid kind第3種という意味ですが、アメリカでは、接近遭遇において、第1種、第2種、、、とあり、第3種はUFOと乗組員が接触することなのだとか。

炎のランナー(1981年)

原題: Chariots of Fire

イギリス映画でアカデミー賞受賞作品。走ることで栄光を勝ち取り真のイギリス人になろうとするユダヤ人と、神のために走るスコットランド人牧師、実在の二人のランナーを描いた作品。

原題は「火の戦車」という意味ですが、chariot は馬が引く馬車のことですね。

愛と青春の旅立ち(1982年)

原題:An Officer and a Gentleman

リチャード・ギアが海軍士官学校の訓練生訳で主演をつとめた青春映画。

直訳すると「士官と紳士」となり、意味不明、、、ですが、元々は”conduct unbecoming an officer and a gentleman” という言葉で「紳士や士官にふさわしくない振る舞い」という所から来ているそうです。

ランボー(1982年)

原題:First Blood

シルベスター・スタローンがベトナム帰還兵を演じたアクション映画。

直訳すると「最初の血」ですが、「最初に流れた血」という意味で”draw first blood”という言葉があり、意味は「先制する」だそうです。

邦題のランボーは主人公の名前。

いまを生きる(1989年)

原題:Dead Poets Society

ロビン・ウィリアムズ主演で、名門全寮制学校を舞台にしたヒューマンドラマ。

原題の”Dead Poets Society“は「死せる詩人の会」という意味で、主人公の教師が結成した読詩サークルの名前。

ショー・シャンクの空に(1994年)

原題:The Shawshank Redemption

S・キング原作の作品。冤罪によって投獄された銀行員が腐敗した刑務所の中で希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。

redemption の意味は「あがない」

天使にラブソングを(1992年)

原題:Sister Act

ウーピー・ゴールドバーグ主演の修道院を舞台にしたミュージカルコメディ。

原題の”Sister”「修道女・シスター」Act「演目」という意味です。

氷の微笑(1992年)

原題:Basic Instinct

マイケル・ダグラスとシャロン・ストーン主演のエロティックなサスペンス。

原題は「基本的な本能」という意味ですね。 instinct は、本能・衝動というような意味があります。

2000年以降の映画

ここからは2000年以降の映画からです。2000年以降は英語のままのタイトルが多くなって、昔ほど邦題がついていないものが多いですが、副題が日本語になっているのが多いですね。

その副題もわりと英語そのままを訳したものが多いようです。

宇宙戦争(2005年)

原題: War of the Worlds

スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のSF。

英国王のスピーチ(2010年)

原題:The King’s Speech

そのまま直訳ですね。

アカデミー賞4部門を受賞したイギリス国王を描いた歴史ドラマ映画。

怪盗グルーの月泥棒(2010年)

原題:Despicable Me

怪盗グルーやミニオンズで人気のたくさんの続編を持つ3Dアニメーション映画。

despicable の意味は卑しむべき見下げ果てた卑劣な。邦題はポップに作られていますね。

セッション(2014年)

原題: Whiplash

アカデミー賞3部門を獲得したジャズドラマーを目指す若者と師匠を描いた音楽ドラマ。

セッションという邦題ですが、原題はWhiplash。意味は、むち打ち・むち打ち症。

映画の中でも使われるジャズのビッグバンド曲のタイトルでもあります。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年)

原題: Kong: Skull Island

言わずとしれた怪獣映画。キングコングはシンプルに Kong なのですね。

プーと大人になった僕(2018年)

原題:Christopher Robin 

ユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じたファンタジー映画。

原題は、主人公の名前ですね。

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シリーズもの諸々まとめ

ハリーポッターシリーズ

原題:Harry Potter

イギリスの作家J・K・ローリングの小説を元にした大ヒットシリーズ。

ハリー・ポッターと賢者の石 Harry Potter and the Philosopher’s Stone 2001年
ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets 2002年
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 Harry Potter and the Prisoner of Azkaban 2004年
ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire 2005年
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix 2007年
ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince 2009年
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 2010年
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2 2011年

ロード・オブ・ザ・リング シリーズ

原題: The Lord of the Rings

イギリスのトールキンによるファンタジー小説を元に、ピーター・ジャクソン監督で制作されたハイ・ファンタジー作品。

旅の仲間 The Fellowship of the Ring 2001年
二つの塔 The Two Towers 2002年
王の帰還 The Return of The King 2003年

こちらの副題はすべて英語の日本語訳そのまんまですね。

ロード・オブ・ザ・リングの前章となるホビットもシリーズ化されました。

原題: The Hobbit

思いがけない冒険 An Unexpected Journey 2012年
竜に奪われた王国 The Desolation of Smaug 2013年
決戦のゆくえ The Battle of the Five Armies 2014年

2つめの「竜に奪われた王国」ですが、The Desolation of Smaug となっています。
desolationは、荒廃した様子、あるいは悲惨さ・惨めさというような意味の単語です。Smaug は竜の名前です。

インディ・ジョーンズシリーズ

インディ・ジョーンズシリーズは、考古学者インディアナ・ジョーンズをハリソン・フォードが演じたジョージ・ルーカス監督のアドベンチャー映画のシリーズ。

原題: Indiana Jones

シリーズはこちら!

レイダース・失われたアーク Raiders of the Lost Ark 1981年
インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説 Indiana Jones and the Temple of Doom 1984年
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 Indiana Jones and the Last Crusade 1989年
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull 2008年

2作目の「魔宮の伝説」については、”Temple of Doom” となっています。doomは”破滅”の意味の単語です。他の作品はそのまま日本語訳されたものですね。

ナルニア国物語(2005年〜)

原題: The Chronicles of Narnia

C・S・ルイスの小説を元にしたファンタジー作品。2005年から3作品が作られています。

こちらの作品については副題と邦題は少し違うようですね。

ライオンと魔女 The Lion, the Witch and the Wardrobe
ライオンと魔女とワードローブ
2005年
カスピアン王子の角笛 Prince Caspian カスピアン王子 2008年
アスラン王と魔法の島 The Voyage of the Dawn Treader
ドーン・トレッダー号の航海
2010年

 

また思いついたらこちらに追記していきます!

こちらもぜひご覧くださいね!

SHIO

80年代洋楽にハマってから英語が大好きになり、高校時代は英語だけで8教科もある某有名女子校の英語科に。高3で英検準1級に合格。 大学に入ると、アルクのヒアリングマラソンなど様々な教材で英語の自主学習を続け、留学や英会話スクールには通わず英語での日常会話に不自由なくできるように。 その後アメリカでの1年の留学を経て外資系企業に就職。欧米人上司や同僚とのコミュニケーションで英語をブラッシュアップ!夫と立ち上げた映像関連の会社では、通訳や翻訳の仕事をすることも。 現在は自分の英語力向上のためオンライン英会話を続けながら、ボランティアで子供たちに英語を教えている。 最近受けたTOEICは920点。

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