以前にディズニーやピクサーの映画のタイトルの英語原題を紹介する記事を書いたので、第2弾ということで今回は有名な日本語邦題が付いている映画の原題をまとめてみようと思います。
以前にディズニーやピクサーの映画のタイトルについて英語原題を紹介しました。
今回は気になった映画の英語原題をまとめてみます。
原題:Bonnie and Clyde
原題は主人公2人の名前。
大恐慌時代の実在する銀行強盗 ボニーとクライドの出会いと逃走を描いた作品。
原題:Roman Holiday
直訳通りですね。オードリー・ヘップバーン主演の超有名作。
原題:2001: A Space Odyssey
スタンリー・キューブリック監督のSF名作。異星人のモノリスを発見した後、感覚を持つコンピューターHALと共に木星に向かう航海を描いた作品。
Odyssey には、「長期の旅」「長期の冒険旅行」の意味があります。
原題:Planet of the Apes
人間と知的な猿が支配権をめぐって衝突する世界を描いたSFシリーズ。その後もシリーズ化されています。
原題:Close Encounters of the Third Kind
世界各地で発生するUFO遭遇事件と、最後に果たされる人類と宇宙人のコンタクトを描いたSFの名作。
“close encounter“は接近遭遇、the Thrid kind は第3種という意味ですが、アメリカでは、接近遭遇において、第1種、第2種、、、とあり、第3種はUFOと乗組員が接触することなのだとか。
原題: Chariots of Fire
イギリス映画でアカデミー賞受賞作品。走ることで栄光を勝ち取り真のイギリス人になろうとするユダヤ人と、神のために走るスコットランド人牧師、実在の二人のランナーを描いた作品。
原題は「火の戦車」という意味ですが、chariot は馬が引く馬車のことですね。
原題:An Officer and a Gentleman
リチャード・ギアが海軍士官学校の訓練生訳で主演をつとめた青春映画。
直訳すると「士官と紳士」となり、意味不明、、、ですが、元々は”conduct unbecoming an officer and a gentleman” という言葉で「紳士や士官にふさわしくない振る舞い」という所から来ているそうです。
原題:First Blood
シルベスター・スタローンがベトナム帰還兵を演じたアクション映画。
直訳すると「最初の血」ですが、「最初に流れた血」という意味で”draw first blood”という言葉があり、意味は「先制する」だそうです。
邦題のランボーは主人公の名前。
原題:Dead Poets Society
ロビン・ウィリアムズ主演で、名門全寮制学校を舞台にしたヒューマンドラマ。
原題の”Dead Poets Society“は「死せる詩人の会」という意味で、主人公の教師が結成した読詩サークルの名前。
原題:The Shawshank Redemption
S・キング原作の作品。冤罪によって投獄された銀行員が腐敗した刑務所の中で希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。
redemption の意味は「あがない」。
原題:Sister Act
ウーピー・ゴールドバーグ主演の修道院を舞台にしたミュージカルコメディ。
原題の”Sister”は「修道女・シスター」、Act は「演目」という意味です。
原題:Basic Instinct
マイケル・ダグラスとシャロン・ストーン主演のエロティックなサスペンス。
原題は「基本的な本能」という意味ですね。 instinct は、本能・衝動というような意味があります。
ここからは2000年以降の映画からです。2000年以降は英語のままのタイトルが多くなって、昔ほど邦題がついていないものが多いですが、副題が日本語になっているのが多いですね。
その副題もわりと英語そのままを訳したものが多いようです。
原題: War of the Worlds
スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のSF。
原題:The King’s Speech
そのまま直訳ですね。
アカデミー賞4部門を受賞したイギリス国王を描いた歴史ドラマ映画。
原題:Despicable Me
怪盗グルーやミニオンズで人気のたくさんの続編を持つ3Dアニメーション映画。
despicable の意味は卑しむべき、見下げ果てた、卑劣な。邦題はポップに作られていますね。
原題: Whiplash
アカデミー賞3部門を獲得したジャズドラマーを目指す若者と師匠を描いた音楽ドラマ。
セッションという邦題ですが、原題はWhiplash。意味は、むち打ち・むち打ち症。
映画の中でも使われるジャズのビッグバンド曲のタイトルでもあります。
原題: Kong: Skull Island
言わずとしれた怪獣映画。キングコングはシンプルに Kong なのですね。
原題:Christopher Robin
ユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じたファンタジー映画。
原題は、主人公の名前ですね。
原題:Harry Potter
イギリスの作家J・K・ローリングの小説を元にした大ヒットシリーズ。
ハリー・ポッターと賢者の石 | Harry Potter and the Philosopher’s Stone | 2001年 |
ハリー・ポッターと秘密の部屋 | Harry Potter and the Chamber of Secrets | 2002年 |
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 | Harry Potter and the Prisoner of Azkaban | 2004年 |
ハリー・ポッターと炎のゴブレット | Harry Potter and the Goblet of Fire | 2005年 |
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 | Harry Potter and the Order of the Phoenix | 2007年 |
ハリー・ポッターと謎のプリンス | Harry Potter and the Half-Blood Prince | 2009年 |
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 | Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 | 2010年 |
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 | Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2 | 2011年 |
原題: The Lord of the Rings
イギリスのトールキンによるファンタジー小説を元に、ピーター・ジャクソン監督で制作されたハイ・ファンタジー作品。
旅の仲間 | The Fellowship of the Ring | 2001年 |
二つの塔 | The Two Towers | 2002年 |
王の帰還 | The Return of The King | 2003年 |
こちらの副題はすべて英語の日本語訳そのまんまですね。
ロード・オブ・ザ・リングの前章となるホビットもシリーズ化されました。
原題: The Hobbit
思いがけない冒険 | An Unexpected Journey | 2012年 |
竜に奪われた王国 | The Desolation of Smaug | 2013年 |
決戦のゆくえ | The Battle of the Five Armies | 2014年 |
2つめの「竜に奪われた王国」ですが、The Desolation of Smaug となっています。
desolationは、荒廃した様子、あるいは悲惨さ・惨めさというような意味の単語です。Smaug は竜の名前です。
インディ・ジョーンズシリーズは、考古学者インディアナ・ジョーンズをハリソン・フォードが演じたジョージ・ルーカス監督のアドベンチャー映画のシリーズ。
原題: Indiana Jones
シリーズはこちら!
レイダース・失われたアーク | Raiders of the Lost Ark | 1981年 |
インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説 | Indiana Jones and the Temple of Doom | 1984年 |
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 | Indiana Jones and the Last Crusade | 1989年 |
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull | 2008年 |
2作目の「魔宮の伝説」については、”Temple of Doom” となっています。doomは”破滅”の意味の単語です。他の作品はそのまま日本語訳されたものですね。
原題: The Chronicles of Narnia
C・S・ルイスの小説を元にしたファンタジー作品。2005年から3作品が作られています。
こちらの作品については副題と邦題は少し違うようですね。
ライオンと魔女 | The Lion, the Witch and the Wardrobe ライオンと魔女とワードローブ | 2005年 |
カスピアン王子の角笛 | Prince Caspian カスピアン王子 | 2008年 |
アスラン王と魔法の島 | The Voyage of the Dawn Treader ドーン・トレッダー号の航海 | 2010年 |
また思いついたらこちらに追記していきます!
こちらもぜひご覧くださいね!
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