【使える英語フレーズ】イディオム ”dance to a different tune” ってどういう意味?

 

今日は英語のイディオムを紹介します!

  • dance to a different tune

です。

I can’t believe he is dancing to a different tune.

一体どういう意味でしょうか?

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dance to a different tune ってどういう意味?

”dance to a different tune”の意味と使用例

元々、dance to〜 は 「〜に合わせて踊る」という意味なので、

  • dance to the music  音楽に合わせて踊る
  • dance to the song  曲に合わせて踊る

のような形で使われます。

tune (名詞)は、「曲・メロディー・旋律」というような意味がありますので、

直訳すると dance to a different tuneは、「異なる旋律に合わせて踊る」となりますね。

 Free Dictionary で定義を見てみましょう。

1. To change one’s behavior.
(訳)自分の行動を変えること

2. To do something, act, or behave in a manner that does not conform to the standard, prevalent, or popular societal norm.
(訳)標準的、一般的、社会的な規範に適合しない方法で何かをする、行動する、または振舞うこと

主に1の意味で使われることが多いように思いますが、人が急に言動を変えたり、今までとことなる態度を見せたり、という場合に使われる表現です。

dance to another tune も同じ意味です!

例文を見てみましょう

  • He started dancing to a different tune after becoming a board member.
    彼は取締役になってから、これまでとは言動が変わり始めた。
  • I was so shocked to see her dancing to a different tune.
    彼女がこれまでと違う言動をしているのを見てとても驚きました。
  • After being yelled at, they danced to another tune.
    怒鳴られた後、彼らは態度を一変させた。

いっしょに覚えたい関連表現

似たような表現がいくつかありますので、一緒に覚えておきましょう。

dance to somebody’s tune

somebody’s tune というフレーズを使うと

  • ほかの人が望むことをさせられる
  • (本位ではないながら)誰かが望むことをする

というような意味になります。

  • They control all the money so we have to dance to their tune.
    彼らがお金をすべて掌握しているので、私たちは彼らの言うとおりにするしかない。
  • I don’t want to dance to her tune anymore.
    もう彼女の望むとおりにするのは嫌だ。

change one’s tune

こちらはdance to a different tunedance to another tune と全く同じ意味で、よりシンプルな表現ですね。

Free Dictionaryで意味を見てみると

To change one’s attitude, opinion, manner, or stance on something, typically in a way that is more positive or agreeable.
(訳)何かに対する自分の態度、意見、やり方、姿勢を、通常より肯定的または同意的に変えること。

となっています。

例文

  • After I threatened him with no allowance, my son changed his tune and started doing his chores.
    お小遣いなしと脅したら、息子は態度を改め、お手伝いををするようになった。

このブログでは他にも使える英語フレーズをたくさん紹介していますので、ぜひご覧くださいね!

→使える英語フレーズ

SHIO

80年代洋楽にハマってから英語が大好きになり、高校時代は英語だけで8教科もある某有名女子校の英語科に。高3で英検準1級に合格。 大学に入ると、アルクのヒアリングマラソンなど様々な教材で英語の自主学習を続け、留学や英会話スクールには通わず英語での日常会話に不自由なくできるように。 その後アメリカでの1年の留学を経て外資系企業に就職。欧米人上司や同僚とのコミュニケーションで英語をブラッシュアップ!夫と立ち上げた映像関連の会社では、通訳や翻訳の仕事をすることも。 現在は自分の英語力向上のためオンライン英会話を続けながら、ボランティアで子供たちに英語を教えている。 最近受けたTOEICは920点。

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