今回は日常会話で使われる have a thing という表現の様々な使い方を紹介したいと思います。
for, about, against などの前置詞と組み合わせることで、違った意味となるものもあります。
では、早速 have a thingの意味や使い方を具体的に見ていきましょう
日常会話で使われるカジュアルな表現としての have a thing ですが、直訳すると「何かを持っている」というような意味になりますね。
Free Dictionaryで調べてみると次のように書かれていました。
To have some sort of engagement (that the speaker is not offering any details about).
(訳)何かしらの約束があること(話し手が詳細を説明していない)
つまり、何か用があったり、約束があったりする場合に、はっきりその詳細を相手に伝えない時に使われるということですね。
日本語だと「ちょっと用がある」とか「ちょっと予定がある」というような感じです。
例文を見てみましょう
次は have a thing for 〜と for を使う場合です。
同じく free dictionary での定義を見てみます。
To have a romantic infatuation with someone, especially unbeknownst to that person.
(日本語訳)誰かに対して、特にその人が知らないうちに、ロマンティックな恋心を抱くこと。
日本語だと、気がある、思いを寄せる、、、というような意味になりますね。
ただ、この表現は恋愛だけではなくて、物や事柄に対して「〜に目がない」という意味でも使われます。
スポンサーリンク
では、次に have a thing about〜です。 about を使う場合は、ちょっと注意が必要です。
先ほどの for の場合は、「気がある」「目がない」というようなポジティブな意味でしたが、about は文脈によっては、ポジティブにもネガティブにも使われる場合があるからです。
Cambridge Dictionaryでは次のように説明されていました。
to like or dislike something or someone very much:
(日本語訳)誰か または何かをすごく好きだったり嫌いだったりすること。
好きか嫌いかは、前後の文脈を見ると意味がわかるかと思います。
例文を見てみましょう
スポンサーリンク
では、最後に have a thing against 〜 です。against を使う場合はわかりやすいですね。もちろんネガティブな意味です。
嫌い、反感を持つというようなニュアンスで使われます。
人に対しての場合は、恨みがある、、、というような意味でも使われます。
いかがでしたでしょうか?
have a thing の使い方は、前置詞や前後の文脈を見ながら意味を考えると良いですね。
This website uses cookies.