英語には数えられる名詞と数えられない名詞がありますが、日本人にとっては中々区別が難しい場合もあります。
今回はそんな「数えられる名詞」と「数えられない名詞」を見分けるコツや、間違いやすいケースなどを紹介していこうと思います。
まずは大前提として、、、英語には下記2つのタイプの名詞があります。
- 可算名詞 :数えられる名詞 = countable noun
- 不可算名詞 :数えられない名詞 = uncountable noun
では、詳しく見てみましょう。
可算名詞と不可算名詞
先ほども書いたように、
- 可算名詞 :数えられる名詞 = countable noun
- 不可算名詞 :数えられない名詞 = uncountable noun
の2種類に分けて考えます。
可算名詞 Countable Noun
- 1つ、2つ、3つ、、、、と数えることができる。
- 単数形と複数形がある。
- 単数形の場合は、不定冠詞 a, an を伴う
- 複数の場合は、名詞の最後に s を付ける
(必ずしも s ではないので注意!) - 主に形がはっきりしていて、絵に描くことができるもの
例:
※注 an idea は一つの具体的なアイデアという意味で加算名詞になりますが、概念の場合は不可算名詞となります。
不可算名詞 Uncountable Noun
不可算名詞は次のようなものに分類されます。
- 数えることができないもの
- 常に単数形で使用する
- 形がないものや、抽象的なもの(概念など)
- 食べ物の一部:細かすぎて数えられないもの等(米・小麦など)
- 状況によって形が変わるもの(液体・気体・素材・天気など)
- 同種類のものをまとめたグループ(家具、衣類、聴衆など)
概念など
- advice アドバイス
- love 愛
- news ニュース
- information 情報
- knowledge 知識
- peace 平和
- travel 旅行
- pride プライド
- happiness 幸せ
- humor ユーモア
- traffic 交通
- money お金
- time 時間
- nature 自然
物質など
- rice 米
- flour 小麦
- pasta パスタ
- soup スープ
- salt 塩
- sugar 砂糖
- meat お肉
- jam ジャム
- ice cream アイスクリーム
- cake ケーキ
- bread パン
- beef 牛肉
- garlic ガーリック
- toast トースト
- beer ビール
形が変わるもの
- water 水
- milk 牛乳
- coffee 珈琲
- soap 石鹸
- shampoo シャンプー
- detergent 洗剤
- oil 油
- rain 雨
- wood 木
- wind 風
- paper 紙
- gas ガス
- air 空気
- silver 銀
- gold 金
同種類のものをまとめたグループ
- furniture 家具
- clothing 衣類
- cotton 綿
- jewelry 宝石
- luggage 荷物
- homework 宿題
- equipment 設備
- audience 聴衆
- food 食べ物
- garbage ゴミ
- forest 森
- job 仕事
- research 調査
- work 仕事
数えられない名詞を数えるには?
数えられないっていうけど、水って一杯、二杯って数えるよね?どうすればいいの?と日本人なら思うはず、、、ですね。
お水や珈琲は日本人にとっては、数えるものですが、お水や珈琲を数える場合ってどういう状態でしょうか?
グラスに入っている水やカップに入っている珈琲を想像しませんか?
ということで、グラスやカップに入っているものは、そのグラスやカップの単位で数えることになるのです!
- a glass of water 一杯の水
- two cups of coffee 珈琲2杯
- three bottles of beer 瓶ビール3杯
- a piece of soap 石鹸1個
- two bundles of pasta パスタ麺2束
または「たくさんの〜」「少量の〜」のような表現も可能です。
- a lot of work たくさんの仕事
- a large audience 多くの聴衆
- a pinch of salt 塩ひとつまみ
- just a little bit of sugar 砂糖をほんの少し
- plenty of time たっぷりの時間
このブログでは他にも様々な英語表現を紹介していますので、ぜひご覧くださいね!
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